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2007年03月05日

ひまわりと環境について補足


みっしーの記事に多少専門家として補足

【ひまわりを栽培することに対する注意点】

キク科ヒマワリ属
及び、キク科チトニア属(北海道の赤いヒマワリことチトニアは、チトニア属 写真下のアゲハがとまっているのがそれ)
は、いずれにせよ北米原産の外来種。

今ウォーターレタス(浮き草の一種)、オオキンケイギク(浜松では、6月頃よく道路などののり面で見られる黄色い花)などは、日本古来からの固有の生物の生態系を脅かすおそれがあるとのことで環境省から栽培しては、いけないと特定危険外来種に指定されていますがヒマワリもあちこちばらまいたらそうなる(特定危険外来種扱い)おそれもあります。

種あるいは、芋をまく場合は、きちんと管理出来る土地で作りましょう
絶対に国あるいは、地方自治体の定める特別天然記念物の自生環境での栽培は、控えてくださいね(外来種で生命力が強いため考慮しましょう)

※なお当ひまわり2525プロジェクトは、公園予定地や、遊休畑を使っていて管理されている土地で適正な管理下で育てています。


【ひまわりを植えることに対する環境保全とは…】

日本古来からの品種(例えば、オミナエシや、ワレモコウなどといったもの)を栽培する訳では、無いので厳密には、ビオトープや自然環境保護では、ありません(その点先のみっしーの記事を読んで誤解された方がいたら謝ります。)

しかし
作物(この場合園芸作物、あるいは、景観作物)として栽培し景観を作る
(※他の地域のひまわり栽培は、このケースが多いですね)

また地域の庭として地域の住民の交流やまちへの感心をもってもらいまちづくりをする
(※当ひまわり2525プロジェクトなどですね。)
には、最適な植物であると言えます。


と言うのも(案外去年苦労は、しましたが)栽培は、比較的容易で(あまりマニアックでない)メジャーな植物のためです。
※といっても今年は、ちょっぴりマニアックで16品種のひまわりを栽培予定(爆)
(ちなみに余談ですがひまわりには、およそ300品種を超える品種があります)

【土を活性化する効果】

去年ひまわり2525プロジェクトで使わせていただいた馬込川公園予定地でも実証済みですがひまわり栽培をするとひまわりの根に菌根菌という菌(ひまわりと共存協栄する菌で土を活性化する)が土を良くしてくれます。
当初雑草すら生えない土地でしたがひまわり栽培が終わるころには、過去当ブログでご紹介した通り雑草ぼーぼ(汗)になる位活性化が(苦笑)

遊休畑や遊休田にぜひお勧めしたいものです。

【ヒトに与える効果】

去年作ってみて、講演もさせて頂いてわかったのですがまちの人々が私が予想してたより多くの人々が見ていてくださいました。
(ひまわり2525プロジェクトは、知らなくてもひまわり栽培をしていたことをご存知だったなんてことが多々ありました…汗)

やはり私の心の師匠園芸研究家(NHK趣味の園芸でもお馴染み)の富山昌克先生のお言葉にもあります
『頑張っている方は、きっと誰かが見ていてくださいますから』との通りだなと

また去年のひまわり栽培などをみて下飯田の畑も貸していただけるように

ぜひ全国いや出来れば全世界に?ひろめたい活動ですね(笑)
あっそしたらこのブログ日本語以外でも書かないと(爆)

なんてのは、とりあえず…

今年も須磨佳津江さん(元NHK趣味の園芸キャスター、『心に花を咲かせて』の著作者)が花とみどりのまち浜松のために『第二回浜松オープンガーデンフォーラム』にまたコーディネーターとしておこしになってくださるそうなんですが、ぜひそうしたオープンガーデンなどとの花やみどりに関わる活動と連携がとれたらと思っています。
ちなみに専門的には、こうしたひまわり2525プロジェクトのような活動は、コミニュティーガーデンと呼ばれます。ぜひお近くの方で興味をもたれましたらご参加のほどを
見て頂く、参加して頂くことが楽しくなるよう工夫させていただきます。
よろしくお願いします。

【園芸家 香風花 】



Posted by プロジェクトH at 02:25│Comments(0)
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